ギタリスト、矢堀孝一のリーダー・アルバム。
矢堀といえばFragile, WYSIWIGなどユニットでの演奏の印象が強いが、ソロアルバムとしては6年振りで4枚目の作品である。
日野賢二と東原力哉がリズムを固める日本録音の曲とチック・コリアなどとの共演で知られるゲイリー・ノバックとデビッド・ベノアやジャズ・クルセイダーズのバックを務めるデビッド・ヒューズがリズムを固めるLA録音の曲がほぼ半々づつという構成になっている。
LA録音ではロベン・フォードが2曲に、トライバルテックのスコット・キンゼイが3曲に参加している。
曲はFragile系のテクニカルフュージョンから、ちょっと爽やかな曲、ポップな曲、スムース系とも言えるようなサウンドとソロ・アルバムならではのヴァラエティーに富んでいる。
注目のロベン・フォードはほとんどブルースしていないもろにフュージョンといった最近では珍しいソロが聴ける。
もっとも矢堀との対決という意味ではフュージョンというホームで戦った矢堀に軍盃が上がるように聴こえる。
矢堀のいろいろなスタイル中でクリーン・トーンから深いディストーションの掛かったトーンまでいろいろな表情で高速フレーズを流れるように弾くギターが存分に楽しめるアルバムである。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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