FAZJAZ.jp 「Season V」 VEGA Music Entertainment (VGVJFZ0003) 2009 - Japan  


矢堀孝一(g)、松本圭司(kb)、村石雅行(drums)、日野”JINO”賢二(bass)
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○スムース系

ギタリストの矢堀孝一率いる自分たちの好きな音色で自由にJAZZを演るというユニットのライブDVD。
2008年9月23日、東邦ミュージックカレッジのライブホール、クロスロードにて収録されている。

1曲目のウェザー・リポートのカバー「Elegant People」からバンドはパワー全開で、ハードコアなフュージョンサウンドが存分に楽しめる。
「Elegant People」をハードなディストーション・サウンドで弾きまくる矢堀のギターは、1990年の知る人ぞ知るギターアルバムMVP(Mark Varney Project) へのトリビュートのようにも聴こえる。

セロニアス・モンクの曲が2曲続き、「On Green Dolphin Street」、ドラムソロを挟んで最後のカーシュウィンの「Summertime」まで一気に突き進んで聴くものに全く息をつかせないような濃密な演奏だ。

矢堀のギターは全曲気持ちよく疾走しているし、パワフルで切れ味のよい村石のドラムスも気持ちよい。
意外なところでは日野賢二のヴォーカルも聴けたりする。

最近珍しい正統派のコアなフュージョン・サウンド楽しめる映像だ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay