Return To Forever 「Live at Montreux 2008」 ヤマハ・アトス・ミュージック・アンド・ビジュアルズ (YMBA-10007) 2009 - Japan  


Chick Corea(kb), Al DiMeoka(g), Stanley Clarke(b), Lenny White(drums)
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

先頃リリースされたライブCDに引き続いてリリースされたチック・コリア率いるリターン・トゥ・フォーエヴァー最強の布陣でのライブ映像である。
CDはフロリダ、クリアウォーターでのライブを中心に収録されていたが、このDVDの本編はタイトルの通りスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルの模様が収録されているので、ボーナス・トラックとしてフロリダのライブが収録されている曲以外はCDとは別テイクとなり、CDを既に聴いてしまった人にも新鮮だ。

演奏はCD同様に再結成バンドにありがちなゆるさはほとんどなく、ハイ・テンションな演奏が全編を通して楽しめる。
特にディメオラのプレイが秀逸で、こんなに気持ちよく思う存分に速弾をしまくっているディメオラを見るのは本当に久々のように思う。
またスタンリー・クラークも30年ほど時計が逆戻りしたような演奏をしている。
チックのリード・シンセの音も70年代していて気持ちよい。

今回は発売元のヤマハ・アトス・ミュージック・アンド・ビジュアルズより「Vulcan Worlds」、「No Mystery」2曲のサンプル映像の提供があるので短いながらもその雰囲気を感じてもらえると思う。

こうして昨年行なわれたアメリカでのライブ音源、そしてヨーロッパでの映像が届いたわけだが、こうなると何としてこのバンドでの来日を果たしてほしいものだと思ってしまう。
またブルーレイ版も6月に登場するようなのでこちらもまた楽しみだ。 (橋 雅人)

Vulcan Worlds

No Mystery



   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay

映像提供:ヤマハ・アトス・ミュージック・アンド・ビジュアルズ