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上原ひろみ初のソロ・ピアノ・アルバム。
 
全13曲中、11曲までが上原のオリジナルで、ジャズのソロ・ピアノ・アルバムというよりもロック、クラシック、ジャズなどいろいろな要素が混ざり合った上原ワールドが展開されている。
 
1曲目の「BQE」から上原お得意の高速フレーズが炸裂している。 
そしてちょっとした中休みをはさみながらも最後までその息をもつかせないような疾走感は止まらない。 
今までトリオ、カルテットで演奏していたパワー感、密度をそのままソロ・ピアノにまで圧縮してしまったような感覚だ。
 
日本盤ボーナス・トラックとして矢野顕子のヴォーカルをフィーチャーした「Green Tea Farm」が最後に収録されているのだが、実はこの曲がなかなかよい。 
ソロ・ピアノ・アルバムにこういうコメントをするのは失礼かもしれないが、個人的にはこれがベスト・トラックではと思ってしまうほどだ。 
まったりとしてほのぼのとした雰囲気は本編とは全く別物なのだが、こういうのを聴くと今度はバラード集でも聴いてみたいなと思ってしまうのだが、いかがなものだろうか。
 
初回限定盤はライブやメイキングが収録されたDVDがついている。
(橋 雅人)
 
 
 
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| Slow | 
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Speedy | 
 
| Light | 
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Heavy | 
 
| Mellow | 
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Hard | 
 
| Lyrical | 
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Cool | 
 
| Melodious | 
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Out of melody/code | 
 
| Conservative | 
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Progressive/Tricky | 
 
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Interplay | 
 
 
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