ランディー・ブレッカーのポーランドでのシンフォニー・オーケストラとの共演作。
この作品のきっかけはランディーが弟マイケルの骨髄移植の適合するドナーを探すために彼らの母方の故郷を訪ねるためにポーランドのピアニストWlodek Pawlikにコンタクトしたことなのだという。ちなみにTykocinというのは彼らの故郷の地名らしい。
冒頭の8分余りの組曲はシンフォニーオーケストラのみのクラシカルな雰囲気の曲だが、それ以降はランディーが参加してぐっとコンテンポラリーなジャズ・サウンドになる。
全曲、Wlodek Pawlikのオリジナルだが、ランディーの参加を意識してか、中にはいかにもランディーが書きそうなトリッキーなテーマの曲もあるのがおもしろい。
Pawlikを中心としたポーランドのリズム・セクションがなかなかの好演をしていて、その上でランディーがのびのびとしたプレイをしている。
オーケストラのアレンジもジャズ・サウンドに溶け込んでいてなかなかいい雰囲気だ。
意外と言っては何なのだが、思っていた以上にいい作品である。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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