Dave Holland, Gonzalo Rubalcaba, Chris Potter, Eric Harland 「The Monterey Quartet: Live at the 2007 Monterey Jazz Festival」 MJF Records (MJF31244) 2009 - U.S.A.  


Dave Holland(bass), Gonzalo Rubalcaba(piano), Chris Potter(t.sax), Eric Harland(drums)
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

2007年カリフォルニアで行なわれた第50回モンタレー・ジャズ・フェスティバルに出演したスペシャル・ユニットのライブ盤。

ベテラン・ベーシスト、デイブ・ホランドを中心とした編成だが、何と言っても注目は現代を代表する超絶技巧系のプレイヤー、ピアノのルバルカバとサックスのポッターの顔合わせだ。

演奏されている曲はスタンダードは1曲もなく、各メンバーのオリジナルばかりで、コンテンポラリーなアコースティック・ジャズになっている。
その内容は期待に違わず、全編を通して熱いインプロヴィゼーションの応酬を楽しむことができる。
その中でもハイライトは約10分にも及ぶゴンサロの曲「50」で、ゴンサロ、ポッターのソロが壮絶だ。

このアルバムひとつ難を言うとすればドラムスがフロントに較べておとなし過ぎるように思う。
もしドラマーがディジョネットのように煽るタイプだったなら、ゴンサロ、ポッターの演奏はもっと羽目をはずした凄まじいものになっていたのだはと想像してしまう。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay