L'Image 「2.0」 Vedeo Arts Music (VACM-1387) 2009 - Japan  


Mike Mainieri(vibe), Warren Bernhardt(kb), David Spinozza(g), Tony Levin(bass), Steve Gadd(drums)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●NY系

マイニエリ、ガッドらの70年代の幻のプロジェクト、L'Imageの思いがけない新録の1stアルバムが登場した。

このプロジェクトはニューヨーク系フュージョンの原点とも言える1970年代のWhite Elephant からArista Allstars , New York Allstars、そしてSteps Aheadへと続く、マイク・マイニエリを中心としたプロジェクトのWhite ElephantとArista Allstarsの間に位置するもので、当時ニューヨークを中心にライブ活動は行っていたが、正式なアルバムは1枚も残されていたなかったものだ。

今までそのサウンドはマイニエリの1stリーダー・アルバム の中の「Love Play」、「Silkworm」でそのままのメンバーで聴くことができたのと、近年発表されたスティーヴ・ガッドのDVD「American Drummers Achivement Awards Honoring Steve Gadd」のボーナス映像として人知れず収録されていた当時のL'Imageのライブ映像から、その片鱗のみをうかがい知ることができただけの、まさに幻のグループだったものだ。

30年以上のときを経て新たにレコーディングされたこのアルバムは70年代NYフュージョンの雰囲気をそのままに伝えてくれるようなサウンドに仕上がっている。
そこにはNew York Allstarsの「Love Play」で聴けたような圧倒的な切れ味とパワーはないが、その分メンバーそれぞれが年輪を積み重ねて得てきた円熟味が加わり今のサウンドとしてNYフュージョンを聴くことができる。
バーンハートの「Praise」から始まり、スピノザの「Doesn't She Know By Now」、マイニエリの「Love Play」などオールド・ファンならお馴染みのナンバーが新アレンジで収録されているのも嬉しい。

70年代後半から80年代前半のNYフュージョンを通ってきた人なら確実に楽しめる内容と言ってよいだろう。
日本盤にはボーナストラックとしてマイニエリの「Wonderlust」 に収録されていてバンド名がそのままタイトルになった「L'Image」の新録ヴァージョンが収録されている。
2月にNYで行なわれたライブの模様がDVD化されるという話もあるようなのでそれも楽しみだ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay