松岡直也 「57th Aniversary The Special "Hot & Unique" Live」 Beat On Beat (DDBB8002) 2009 - Japan  


松岡直也(piano), 赤木りえ(fl), 和田アキラ(g), 高橋ゲタ夫(b), カルロス菅野(perc), 岩瀬立飛(drums), 大坪俊明(kb), Tony Guppy(steelpan), 片岡雄三(tb)
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ●R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

ラテン・ピアノの大御所の57周年記念ライブDVD。
六本木のST139での収録で全曲オリジナルの15曲のうちの13曲は2009年5月26日、27日のステージからで、最後の2曲だけが2008年4月16日の演奏になっている。

内容はホーンこそトロンボーン一本だけだが、80年代のウィシング時代を彷彿とさせるようなラテンフュージョンサウンドで、その当時の「The Wind Whispers」や「Noche Corriendo」なども演奏されている。

全編を通して高橋ゲタ夫、カルロス菅野、岩瀬立飛のリズム陣が心地よく熱いリズムを繰り出している。
その中でも松岡のピアノと絡むゲタ夫の音数を絞りこんだベースのラインのノリが絶妙だ。

そのリズム陣の上にのってサルサ系のピアノでリズムを刻む御大松岡直也は今だに気持ちよさでは日本一と言ってもよいのではないだろうか。

またギターの和田アキラが甘いディストーション系の音色で弾く刺激的なロック系フレーズは松岡サウンドに相性よく溶け込むとともにほどよいスパイスになっている。

フュージョンファンなら絶対楽しめる松岡サウンドがここにある。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay