The Manhattan Transfer 「The Chick Corea Songbook」 Four Quarters (FQT-CD-1819) 2009 - U.S.A.  


Tim Hauser(vocals), Cheryl Bentyne(vocals), Alan Paul(vocals), Janis Siegel(vocals)
Chick Corea(kb), Alex Acuna(Perc), Airto(Perc), John Benitez(Bass), Vince Cherico(Drums), Ronnie Cuber(B.Sax), Billy Drummond(Drums), Jimmy Earl(Bass), Yaron Gershovsky(Kb), Edsel Gomez(Piano), Steve Hass(Drums), Bais Haus(Kb, progam), John Herbert(Bass), Fred Hersch(Piano), Conrad Herwig(Trombone), Scott Kinsey(Kb), Lou Marini(Flute), Christian McBride(Bass), Gary Novak(Drums), Mike Panella (Trumpet), Joe Passaro(Marimba), Luis Quintero(Perc), Robert Rodriguez(Trumpet), Ramon Stagnaro(Guitar), Steve Tavaglione(Sax,EWI), Gary Wicks(Bass) etc.
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

マンハッタン・トランスファーの最新作はチック・コリアのカバー集だ。

マントラと言えば79年の作品「Extensions」でウェザー・リポートの「Birdland」というとてもヴォーカル曲になるとは想像もできなかったような曲をコーラスでカバーし、インスト曲のヴォーカル・カバーという新しい分野を切り開いた印象があまりに鮮烈だったが、その後はノスタルジックなアメリカン・ポップ・サウンド路線を歩んできた。

ところがこのアルバムはただのインストのヴォーカルのカバーというだけでなく全曲チック・コリアのカバーというかなり挑戦的な内容である。

取り上げられている楽曲は「Spain」、「500miles High」など比較的想像しやすいものから「Children's Song」などこんな曲をヴォーカルでやってしまうのかと思ってしまう曲までヴァラエティーに富んでいる。

「Spain」のヴォーカル・ヴァージョンと言えばアル・ジャロウのものが有名で、ここでは歌詞はアル・ジャロウ・ヴァージョンのままだが、アレンジは原曲からより複雑にリズムとハーモニー、旋律が再構築された曲に生まれ変わっている。

チック・コリア本人も新曲を1曲提供し、演奏にも参加している。

デビューから30年以上たつマントラ、健在ぶりを見せ付けるような内容の充実したアルバムである。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay