ニューヨークを中心に、カート・ローゼンウィンケルのバンドなどで活躍するアコースティック・ベーシスト、ジョー・マーティンのリーダー・アルバム。
ブラッド・メルドウ、クリス・ポッターが参加しているので、かなりコンテンポラリーな色合いが強いのかと思うと、意外なほどオーソドックスなジャズ作品。
ジョー・マーティンのベースとマーカス・ギルモアのドラムスのコンビネーションが生み出すリズムはかなりスウィンギーな4ビートだ。
そのリズム・セクションの上で、メルドウはいつもの独特の繊細なハーモニーを聴かせてくれ存在感を示している。
またポッターはオーソドックスなラインを守りながらもテクニシャン振りを見せつけ、力強いブローを楽しませてくれる。
ジョー・マーティンのオリジナル曲でほとんど固めれているのだが、唯一の例外がちょうど真ん中の5曲目に挟まれたジャコの初期のレパートリーのカバー曲「The Balloon Song」だ。
この曲だけはサウンド的にも例外でかなりフリーな雰囲気の演奏になっている。
現代ジャズ界のトップ・クラスのミュージシャン達によるストレート・アヘッドなジャズが堪能できるアルバムである。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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