Free From Funky Freqs「Urban Mythology volume one」Thirsty Ear(TH57182) 2007 - U.S.A.  
Vernon Reid(guitar, g-synth,laptop), Jamaaladeen Tacuma(bass), G.Calvin Weston(dums)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ●ロック系        ○その他

リビング・カラーのギタリストで、ロックからジャズ系まで数多くのセッション・ワークで知られるヴァーノン・レイド、オーネット・コールマンのプライム・タイムに在籍し、自らのアルバム「Show Stopper」なども知られるベーシスト、ジャマラディーン・タクマ、同じく元プライム・タイムでジェームス・ブラッド・ウルマーなどとも共演していたドラマー、カルヴァン・ウェストンの3人が2007年にニューヨークのクラブTONICのクロージング・イヴェントのために結成したユニットがこのFree From Funky Freqsだ。
そのライブが好評だったため、そのままこのアルバムが録音されたという。

サウンドの中心はV.レイドのエッジの効いたギターで、トリオ編成だけにアルバム全編に渡ってトリッキーなフレーズを弾きまくっている。
オヴァー・ダビングしているように聴こえるところもあるのだが、わざわざアルバムにはオヴァー・ダビングしていないと書いてあり、スタジオでの一発録りのようだ。

リズム陣は比較的ロックよりのビートが多いが、曲によっては変則的ななリズム・パターンを取り混ぜたり、ファンキーな面を覗かせたりしている。

ちょっとジャム系っぽい一面もあって、ガンガンと大音量で聴くと楽しめるアルバムである。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay