長年セッション・ギタリストとして活躍してきたデヴィッド・T.ウォーカーの久々のリーダー・アルバム。
1995年のバート・バカラックのカバー作「Beloved」以来というから実に13年振りということになる。
オリジナル3曲にカバー9曲という構成で、カバーはラブ・アンリミテッド・オーケストラ、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダー、スタイリスティックス、ハロルド・メルヴィンなどソウル系の曲が中心で、デヴィッド・Tが参加していたこともあるクルセイダーズの「Street Life」も取り上げている。
アレンジはシンプルでデヴィッド・Tがあの個性的なギターで歌うようにメロディーラインを弾いている。
リズム陣はクルセイダーズ人脈のベースのバイロン・ミラー、ドラムスのンドゥグ・チャンスラーが粘っこいリズムでいい味を出している。
また録音がなかかな良くてデヴィッド・Tの太く粘りのある素朴なギターの音色が細かいニュアンスまではっきりと伝わってきて、CDを聴いていてギターにのめりこむことができるのが嬉しい。
今年67歳にて円熟のサウンド、そしてOne And Onlyのギター・サウンドでまだまだ健在振りを見せ付けてくれるアルバムである。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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