7(seven) 「7(seven) 」ビクターエンタテインメント(VIZJ17) 2008 - Japan  
Seven : 村上“ポンタ”秀一(drums), 井上鑑(kb), 島健(keys), 松原正樹(g), 後藤次利(b), 斎藤ノブ(perc), 本多俊之(sax)
Guest : 渡辺香津美(g), Shiho(vo), 林立夫(drums), DANCE☆MAN(vo)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

ポンタのデビュー35+周年のスペシャル・ユニットとして結成されたバンドのアルバム。
メンバーはご覧の通りこの30年間の日本の音楽史を支えてきたような錚々たる面々が並んでいる。 ゲスト陣では渡辺香津美が3曲に参加して存在感を示している。

ゆったりめのテンポのブレッカーの「Some Skunk Funk」から始まり、本多の哀愁のあるサックスの音色がはまっている松岡直也の「思い出のマジョルカ」、ゲストの渡辺香津美の「Splash」や「遠州つばめ返し」、メンバーの松原正樹の「流宇夢サンド」、そしてその松原がテーマを弾く高中の「Blue Lagoon」などフュージョン・ファンには堪らない選曲である。
オリジナルの「Jam Report」はタイトルから想像できるようにウェザー風になっている。

オーバー・ダブなしのスタジオでの一発録りとのことで、テンションの感じられるライブ感のある演奏が繰り広げられている。
オールド・フュージョン・ファンなら間違いなく楽しめる作品だろう。

初回限定盤には別途リリースされるフルヴァージョンのDVDから4曲がセレクトされたDVDが付いてきてスタジオでの演奏の様子が見れてこれもなかなか楽しめる。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay