Randy Brecker 「Randy in Brasil」MAMA Records(MAA1035) 2008 - U.S.A.  
Randy Brecker(Trumpet), Teco Cardoso(Flute,Sax), Ruria Duprat(kb,Producer), Da Lua(Perc), Sizao Machado(Bass), Andre Mehmari(Piano), Joao Parahyba(Perc), Gilson Peranzzetta(Piano), Edu Ribeiro(Drums), Robertinho Silva(Drums), Ricardo Silveira(Guitar)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

タイトルの通り、ランディー・ブレッカーのブラジル録音アルバム。
サンパウロでレコーディングされておりバックを固めるのはリカルト・シルベイラを始めとしたブラジルのトップ・ミュージシャン達だ。 「Hangin' In The Ciry」、「34th N Lex」と最近過去2作のスタジオ録音盤はブレッカー・ブラザーズ・サウンドへの回帰が感じられたランディーだが、2006年に録音されているこの作品では一転してブラジリアン・サウンドを聴かせている。

演奏されているのはランディーのオリジナル曲が2曲に後はイヴァン・リンス、ジャヴァン、ジルベルト・ジルなどのブラジル系の楽曲で、ボサノバ、サンバ、ラテン・フュージョンっぽい曲などバラエティーに富んでいる。

ランディーの気だるいトラペットの音色がなかなかブラジリアン・サウンドにマッチしていて、リラックスさせてくれる。
こうして聴いてみると最近のランディーのトランペットにはファンクよりもこちらの方が合っているようにさえ聴こえてしまうアルバムだ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay