Screaming Headless Torsesのというよりは、最近は上原ひろみバンドのギタリストという方が通りがよくなってしまったデヴィッド・フュージンスキーの最新作。
タイトルからすると2003年の「KiF」の続編という位置づけなのだろうか。
1曲目からギターとベースが正体不明のスケール、コード感で疾走する。
聴いたことがないような調性感なのだが、フリーというわけではなく規則性があり、気持ち悪いような気持ちよいような何とも言えない感覚だ。
3曲目は雅楽っぽいスケールに狂言のようなヴォイスだなと思ったら曲名は「sakura - ying hua」ということで日本の音楽からヒントを得ているようだ。
その他にも曲によってインド風、中近東風のスケールが顔を出し、全体的にオリエンタルな雰囲気になっている。
ちなみにアルバムの最後の曲は尺八の音がエンディングに使われている。
ただしコアになっているのはファンク、ロックのスピリットで、ギター・トリオを中心に演奏される音楽は力強いグルーヴ感をキープしている。
万人にお薦めできる音ではないだろうが、個人的にはかなりハマル音である。(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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