Esperanza SpaldingEsperanzaHeads Up(HUCD 3140) 2008 – U.S.A.  

Esperanza Spalding(b.vo),Ambrose Akinmusire(tp),Otis III Brown(ds),Leo Genovese(p,key),

Jamey Haddad(perc),Donald Harrison(sax), Horacio "El Negro" Hernandez(ds),Gretchen Parlato(b-vo),

Theresa Perez(b-vo)  
 
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR        
  ●ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            JAZZ          JAZZFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

 

少し前に発売されていた作品ですが、これにはちょっとビックリしました。

ジャケットは若い女の子・・・・多分R&Bか何かと思いきや、一緒に写っているウッドベースには??

そして内容は、ブラジル音楽やJAZZ・・・とても気持ちよくなる音楽です。

 

このエスペランツァ・スポルディングはこの作品がメジャー・デビュー作。

ボーカルかつベーシストで、経歴は1984年生まれで現在23歳・・・20歳でバークレイ音楽院の講師になっただなんて、まるでパット・メセニーを思い起こします。

 

歌いながらベースを弾くスタイルですが、それが普通のレヴェルでは無く、彼女の場合はそのベースラインが滅茶苦茶忙しい。これだけのベースを弾いてよく歌えるなぁと驚いてしまいます。

(一度、YouTubeで見ると一目瞭然!)

 

このアルバムはミルトン・ナシメントのカヴァー(名曲「Ponta De Areia」)から始まり、ブラジル&ラテンで気持ちよくなるサウンドです。

そしてどの曲でも中後半は、最初の可憐なボーカルとは一変、アグレッシブなベーシストとしてJazzのインタープレイで盛り上がります。

これらを聞くとボーカリストとしても素晴らしいのですが、ベーシスとしても凄さがわかります。

1曲だけ完全な4ビートJazzがありますが、そちらは完全にJazzベーシストとして臨んでいるわけで、ベーシストとしての自信の表れなのでしょうか。もちろん、そちらも聞き応えあります。

 

アルバムとおして爽やかな印象で、この夏はヘヴィーローテーションになりそうです。

それにしてもまた凄い才能をもった人が出てきたぁと思います。

この先、更にどんな活躍をしていく人になるのか、とても楽しみな人です。

# この9月に来日しますね。見に行こうか思案中(TKO
(日本盤にはボーナストラック1曲収録)

 

 

Slow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Progressive/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Interplay