少し前に発売されていた作品ですが、これにはちょっとビックリしました。
ジャケットは若い女の子・・・・多分R&Bか何かと思いきや、一緒に写っているウッドベースには??
そして内容は、ブラジル音楽やJAZZ・・・とても気持ちよくなる音楽です。
このエスペランツァ・スポルディングはこの作品がメジャー・デビュー作。
ボーカルかつベーシストで、経歴は1984年生まれで現在23歳・・・20歳でバークレイ音楽院の講師になっただなんて、まるでパット・メセニーを思い起こします。
歌いながらベースを弾くスタイルですが、それが普通のレヴェルでは無く、彼女の場合はそのベースラインが滅茶苦茶忙しい。これだけのベースを弾いてよく歌えるなぁと驚いてしまいます。
(一度、YouTubeで見ると一目瞭然!)
このアルバムはミルトン・ナシメントのカヴァー(名曲「Ponta De Areia」)から始まり、ブラジル&ラテンで気持ちよくなるサウンドです。
そしてどの曲でも中後半は、最初の可憐なボーカルとは一変、アグレッシブなベーシストとしてJazzのインタープレイで盛り上がります。
これらを聞くとボーカリストとしても素晴らしいのですが、ベーシスとしても凄さがわかります。
1曲だけ完全な4ビートJazzがありますが、そちらは完全にJazzベーシストとして臨んでいるわけで、ベーシストとしての自信の表れなのでしょうか。もちろん、そちらも聞き応えあります。
アルバムとおして爽やかな印象で、この夏はヘヴィーローテーションになりそうです。
それにしてもまた凄い才能をもった人が出てきたぁと思います。
この先、更にどんな活躍をしていく人になるのか、とても楽しみな人です。
# この9月に来日しますね。見に行こうか思案中(TKO)
(日本盤にはボーナストラック1曲収録)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progressive/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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