Patrick Charles 「Cite Soreil」Soleil Records(SR1002) 2008 - U.S.A.  Patrick Charles - Cite Soleil
Patrick Charles(drums), Larry Kimpel(bass), Johnny Britt(kb,tp), Wayne Lindsey(kb), Rob Bacon(g), Bobby English(flute), Alex Al(bass), Andre Delano(sax), Kevin Toney(piano), Ricky G(nylon g), Freddie Fox(g), Kenneth Grey(bass), Everette Harp(sax), etc.

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

LAのスタジオ・シーンで活動するドラマー、パトリック・チャールスのデビュー・アルバム。
エヴェレット・ハープをゲストに迎えるなどLAのスタジオ系ミュージシャンがバックを固めている。

1曲目は80年代マイルス・デイビスか、マーカス・ミラーあたりを連想させるようなアレンジの重たいリズムから始まる。
ジャズの世界に入ったきっかけがマイルスの「TUTU」を聴いたことだったということから繋がっているようなサウンドだ。

レゲエのリズムをベースに演奏されるタイトル曲の「Cite Soleil」はコーラスとエッジの効いたギター・ソロが印象的だし、SEALのkカバー「Crazy」のギター中心のアレンジもカッコよく仕上がっている。

またこれらの間に演奏される曲はスムース系でも通用するようなPOPさも持っていてヴァラエティーに富んだサウンドが楽しめる。

ドラマーのリーダー・アルバムといっても、ドラムスが目立ってフィーチャーされることは全くなく、アルバムの最後締めくくる曲などはソロ・ピアノ曲でP.チャールズは作編曲のみの参加となっている。
アルバム全体としてP.チャールズの作曲、編曲重視の構成で、トータルとして聴かせるサウンドになっている。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay