Chick Corea&Gary BurtonThe New Crystal Silence」Concord Records (0888072306301) 2008 EU  

Chick Corea(p),Gary Burton(vib),Sydney Symphony Orch.
 
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR        
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            JAZZ          JAZZFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ECM

ここ最近、チック・コリアの活動がめざましく、新譜の発売点数は追いつけないほど出ていますね。今回もゲイリー・バートンとのデュオで、何年か前に再結成が話題になっていましたが、またかという風に考えてしまいがちです。

 

しかし、いざ作品を聞き出すと、そういう先入観が吹き飛んでしまいます。

なんとも内容が凄すぎます。この2人ならではの音という意味では、想像した通りなのですが、出てくる音が甘美かつ、きらめいているんです。

あまりにきらびやかな音に声を失うほど、圧倒されてしまいました。

 

CD2枚組で、1枚目はコリア、バートンのデュオにオーケストラが加わります。

2枚目はコリア、バートンのデュオだけになります。

そのためラ・フィエスタが2回演奏されていますが、バージョン違いということで楽しめます。

 

オーケストラとの共演というと、以前ECMで吹き込まれた叙情組曲という、デュオに管弦楽が入った作品がありましたが、今回はその拡大版。

デュオのバックに流れるオーケストラのアンサンブルは、デュオの雰囲気を壊さず、またデュオをよく盛り上げていると思います。

 

デュオのみの演奏は、もう説明するまでもなく、ただただ美しい演奏。

それはピアノ、ビブラフォンだからということもありますが、こんな耽美な演奏は、チック、バートンでしかなし得ない世界だなぁと再認識しました。

 

今までもこのデュエット作品は聞いてきましたが、円熟度という点では一番の作品ではないかと思います。

 

# 完成度が高く、その美しさについ引き込まれます。(TKO

 

 

Slow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Progressive/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Interplay