ここ最近、チック・コリアの活動がめざましく、新譜の発売点数は追いつけないほど出ていますね。今回もゲイリー・バートンとのデュオで、何年か前に再結成が話題になっていましたが、またかという風に考えてしまいがちです。
しかし、いざ作品を聞き出すと、そういう先入観が吹き飛んでしまいます。
なんとも内容が凄すぎます。この2人ならではの音という意味では、想像した通りなのですが、出てくる音が甘美かつ、きらめいているんです。
あまりにきらびやかな音に声を失うほど、圧倒されてしまいました。
CD2枚組で、1枚目はコリア、バートンのデュオにオーケストラが加わります。
2枚目はコリア、バートンのデュオだけになります。
そのためラ・フィエスタが2回演奏されていますが、バージョン違いということで楽しめます。
オーケストラとの共演というと、以前ECMで吹き込まれた叙情組曲という、デュオに管弦楽が入った作品がありましたが、今回はその拡大版。
デュオのバックに流れるオーケストラのアンサンブルは、デュオの雰囲気を壊さず、またデュオをよく盛り上げていると思います。
デュオのみの演奏は、もう説明するまでもなく、ただただ美しい演奏。
それはピアノ、ビブラフォンだからということもありますが、こんな耽美な演奏は、チック、バートンでしかなし得ない世界だなぁと再認識しました。
今までもこのデュエット作品は聞いてきましたが、円熟度という点では一番の作品ではないかと思います。
# 完成度が高く、その美しさについ引き込まれます。(TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progressive/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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