Steve KhanThe Suitcase55 Records (FNCJ-5522/23) 2008 Japan  

Steve Khan(g),Anthony Jackson(b),Dennis Chembers(ds)
 
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR        
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            JAZZ          JAZZFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ECM

これは嬉しい発掘ですね。スティーブ・カーンの1994年のlive音源ですが、内容的にはアイウィットネス・バンドのコンセプトの演奏です。

 

アイウィットネスは80年代にスティーブ・ジョーダンなどのメンバーで活動し、そのテンションの高い演奏に非常に評価の高かったバンドでした。

その後、ドラムがデイブ・ウェックルに交代するなどでCDを出しましたが、あまりパっとせず、そのうちにスティーブ・カーンは4ビートJAZZへとベクトルを変えていった経緯があります。

 

なので、アイウィットネスの演奏はオリジナル3枚でしか味わえないと長らく考えていたのですが、本作でそれが覆されたと思います。

それは1曲目、”Where’s Mumphrey?”を聞けば、すぐに納得できるでしょう。

あのアイウィットネスのテンションそのままの演奏で、非常にワクワクしてしまいます。

 

デニス・チェンバース・・・・彼がアイウィットネスのコンセプトを良く理解していて、ガンガンやってくれるのが功を奏したのでしょうか。

ドラムにあおられたためか、カーン、アンソニー・ジャクソンともに三つ巴のガチンコ勝負を思い起こすような、テンションがビンビンの演奏になっています。

 

カーンのギターも、こういうクールになればなるほど、このバンドは面白いですね。4ビートの曲では、まるでECM系のギタリストのようにクールになるのですが、やはり彼の自作曲での演奏は他を寄せ付けない圧倒感を感じます。

 

またアンソニー・ジャクソンも、他所のセッションでも凄いのですが、このバンドでは一味違い、彼のアイデンティティを感じる唯一のバンドのような気がします。

滅多に聞けないジャクソンのベース・ソロがそれを物語ってまして、そういう意味でも本作の価値を高めています。

 

そしてデニス・チェンバースは、オリジナルのアイウィトネスではパーカッション奏者もいたのですが、それを補って一人で二人分のリズムを叩き出しています。

また、長いドラム・ソロも収録され、聞き所になっています・

 

アイウィットネス・バンドには思い入れが強いので、生半可な演奏では満足できないのですが、この3人の演奏はかなり上を行ってますね。ここまでやってくれれば大満足です。

 

# こんな嬉しいLive音源があったなんて、鳥肌ものの嬉しさです。(TKO

 

 

Slow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Progressive/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Interplay