Richard Bona「Bona Makes You Sweat - Live」Emarcy (75305462) 2008 - EU  
Richard Bona(b,vocal), Etienne Stadwjick(kb), Ernesto Simpson(drums), Samuel Torres(perc), Taylor Haskins(tp), John Caban(g)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(□ブラジル系  ■サルサ系        ■カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●アフリカ系

リチャード・ボナの2007年7月11/12日のハンガリーのブダペストでのライブの模様を収録したアルバム。

従来のリチャード・ボナ・バンドと同様にボナのヴォーカル曲を全面的にフィーチャーした内容だが、アフリカ色に加えてラテン色,R&B色が濃くでている。
2曲目(CDのインデックス上は1曲目の後半なのだが)と最後に2度演奏される「Te Dikalo」はもろにサルサ・ナンバーだし、5曲目の「O Sen Sen Sen」はカリプソっぽい。
またジョン・レジェンドの「Please Don't Stop」、S.ワンダーの「I Wish」のカバーも披露している。

ライブだけあってヴォーカル曲でもインストパートもたっぷり収録されているので、ヴォーカル以外も楽しめる。 7曲目「Djombwe」でのボナのスラップでのソロはなかなかの聴きものだ。

またエンディング近くではSteps Aheadの「Trains」が聴けるのも面白い。
ボナはSteps Aheadの2005年のヨーロッパでの再結成ツアーに参加していたので「Trains」はその影響なのだろう。

まさに今のボナの多面的な姿が聴けるアルバムだ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay