Lee Ritenour & Dave Grusin 「Amparo - Two Worlds vol.2」ユニバーサルミュージック(UCCU-1992) 2008 - Japan  
Lee Ritenour(g), Dave Grusin(piano), Renee Fleming(vocal), Joshua Bell(violin), James Taylor(vocal), Chris Botti(tp), etc.

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●クラシカル・クロスオーバー

本作はリトナー・グルーシン2人の名義のアルバムとしては1985年の「Harlequin」,2000年の「Two Worlds」に次いで3枚目のアルバムとなる。
クラシカル・クロスオーバー路線だった「Two Worlds」の延長となる路線で原題は「Amparo」のみだが日本盤ではサブタイトルとして「Two Worlds Vol.2」と銘打たれている。リトナーは全曲でナイロン弦のアコースティック・ギターを弾いている。

ソプラノ歌手のルネ・フレミングやバイオリニストのジョシュア・ベルといったクラシック系のミュージシャンをゲストに迎えているが、アルバム全体のイメージはクラシック系一辺倒という訳ではなく、アルバムの冒頭にはグルーシンのオリジナルのラテン系の組曲が演奏されているし、ジョビンのナンバーも演奏されている。一方、もろにオペラそのものといったような曲調のもののあったりす。

ただジョビンの曲「Olha Maria(Amparo)」はジョシュア・ベルのヴァイオリンをフィーチャーしていて所謂ボサノバのアレンジではない。この演奏は昨年たまたまカリフォルニアで見る機会のあったチェリストのヨー・ヨー・マとピアノのデュオで演奏されたジョビンの曲の演奏を思い起こさせるようなアレンジになっている。
またジェームス・テイラーをヴォーカルに迎えた曲「Since First I Saw Your Face」は温かみのあるいい味を出している。

ストリング・オーケストラをバックに従えているサウンドはグルーシンの映画のサウンド・トラックや「The Orchestral Album」のような作品も連想させるアルバムでもある。
日本盤にはボーナス・トラックとしてフォーレ作曲の「Sicilienne」が収録されている。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay