Eugene Maslov「Where The Light Comes From...」Blue Canoe Records (EM0509) 2007 - Japan  
Eugene Maslov(piano), Vinnie Colaiuta(drums), Boris Kozlov(bass), Louis Conte(perc), Hubert Laws(flute), Alex Berenson(tp), Bob Sheppard(sax), Mathew Von Doran(g), Dave Carpenter(bass)、Trey Henry(bass)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○スムース系

ロシアのサンクト・ペテルスブルグ出身で、アメリカ在住のピアニスト、ユージーン・マスロフのリーダー・アルバム。

ピアノ自体は比較的オーソドックスなジャズのスタイルにクラシカルなバック・グラウンドを感じさせるスタイルで、かなり饒舌なテクニシャンだ。
一方、9曲中7曲を占めるオリジナル曲はコンテンポラリーなテイストのものから、ストレートなジャズ・ナンバーまでカバーされており、作曲のセンスのよさを感じさせる。

ヴィニー・カリウタが全曲でドラムスを叩いていて、パーカッションを加えて4人編成からトランペット、サックス、フルートまで加えた大編成の曲までヴァラエティーに富んでいる。
LA系のスタジオ・ミュージシャンで固められたバンドのしっかりと押さえどころを押さえたサウンドは安心して聴いていられる。

なかなか掘り出し物系の良作である。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay