赤松敏弘「Tide Graph」 Vega Music Entertainment(VGDBRZ0029) 2007 - Japan  
赤松敏弘(vibe,marimba), ユキアリマサ(piano), 松島美紀(marimba) 

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系  　      ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系（□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系）           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ニューエイジ系

ヴィブラフォン奏者、赤松敏弘の最新録音盤。
全10曲中の6曲がピアニスト、ユキアリマサとのデュオ、2曲がマリンバの松島美紀とのデュオ、そして残りの2曲が自らのヴァイブ、マリンバを多重録音したという構成になっている。

ヴァイブとピアノとのデュオですぐに思いつくのがゲイリー・バートンとチック・コリアの「Crystal Silence」。
2曲目のスティーブ・スワローの作品「Falling Grace」は、「Crystal Silence」を連想させるようなサウンドになっているが、それだけに留まらず、クラシカルな雰囲気から4ビート系、ヒアソラへのトリビュート曲のようなちょっとエスニックな雰囲気の曲などいろいろなカラーを聴かせている。

個人的なお気に入りは、マリンバの丸い音色とヴァイブの透き通った響きとの対照的なコンビネーションが新鮮な、松島のマリンバとのデュオ曲だ。

全体にゆったりとした気分で聴くことができる大人のアルバムだ。 （橋　雅人）

　 　
Slow 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Speedy
Light 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Heavy
Mellow 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Hard
Lyrical 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Cool
Melodious 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Out of melody/code
Conservative 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Progressive/Tricky
Ensemble 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Interplay