キーボード奏者T.ラビッツ率いるプロジェクトのアルバム。
ウェックル、ギャンバレ、パティトゥッチの元CCEBトリオ+ラビッツがコアになり、元マハヴィシュヌ・オーケストラのジェリー・グッドマン、再結成後のディープ・パープルに参加しているスティーヴ・モーズが2曲づつ参加している。
かなりハードな音を聴かせそうなメンバーなのだが、1曲目は4ビート系のアコースティック・ジャズで始まりちょっと意外な感じを受ける。
このアルバム、全編でT.ラビッツはアコースティック・ピアノ、ギャンパレ、モーズはアコースティック・ギターを演奏しているのだが、唯一、パティトゥッチだけがアコースティック・ベースとエレキ・ベースを持ち替えている。
そして2曲目でそのパティトゥッチがエレキ・ベースに持ち替えただけで、一気にウェックルとのコンビネーションでドライブモードに入りアコースティック・サウンドがフュージョン系に化けてしまうのがおもしろい。
この2人のコンビのスピード感はやはり今でも超一級だ。
またジェリー・グッドマン参加の曲はさながらマハヴィシュヌ・アンプラグといった雰囲気。
モーズはアコギでもロックなソロを披露している。
アコースティックなのだけれどビシバシと決めまくるコアなフュージョンを楽しめる新鮮でユニークな作品である。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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