清水利香「Perfum」 Vega Music Enterteinment(VGDLWF0002) 2007 - Japan  
清水利香(alto&soprano sax), 水野正敏(Bass), 矢堀孝一(Guitar), 古川初穂(Piano), 大坂昌彦(Drums)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

バークリー出身の京都在住の女性サックス奏者、清水利香のデビュー・アルバム。
水野正敏プロデュースの元、バックの演奏を聴くだけでも楽しそうな豪華な顔ぶれが並んでいる。

オリジナル2曲にスタンダード7曲の構成でオーソドックスな4ビートジャズから、スムース系、ちょっとロック・テイストを効かせたトリッキーなフュージョン・アレンジまでヴァラエティーに富んだ曲想になっている。

フュージョン系のサウンドでは「You'd Be So Nice To Come Home To 」の意外性のあるアレンジ、矢堀のディストーションの効いたギターソロが印象的な「A Night In Tunisia」が、個性的でおもしろい。

清水のサックスはオリジナル曲の「Incant Dream」やアルバムの最後を飾る「Rose」などのゆったりとしたテンポの曲での艶っぽいサウンドが魅力的だ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay