和泉宏隆の新作はピアノ・トリオを中心とした作品になっている。
ここ数年はピアノ・ソロのアルバムをリリースし続けてきた和泉だが、今作では過去のソロ作品で発表した曲をトリオを中心としたバンド形態でアレンジを再構築した上でひとつの完成形として提示するという形をとっている。
ピアノ・トリオという形式はオーソドックスなジャズをイメージさせるが、ここでのサウンドはジャズというよりもポップなメロディーを基軸としたアコースティック・サウンドで、隠し味的にエレクトーンでのストリングスやフルート、そしてギターのサウンドが散りばめられている。
あまりジャンル分けしても意味がないのを承知で言うとジャズ・フュージョンというよりはニュー・エイジ系のサウンドだ。
全編70分近いアルバムを通してリラックスした気分にさせてくれる上質のサウンドはピアノというものにこだわり続ける和泉の現在形といってもよいのだろう。
尚、このページではアマゾンへのリンクを付けているが、和泉自身のウェブでの挨拶では「できればネットではなく、お店に注文した上でお買い求め頂けると感謝感激雨霰神社仏閣味噌醤油でござりまする。」とのコメントがあることを紹介しておこう。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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