和泉宏隆「Lights In A Distance」 Misty Mountain/&Forest(NNCJ-1012) 2007 - Japan  
和泉宏隆(piano), 村上聖(bass), 板垣正美(drums)
Guest : 藤村亘(Stagea Flute Solo), 榊原長紀(g)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ニューエイジ系

和泉宏隆の新作はピアノ・トリオを中心とした作品になっている。
ここ数年はピアノ・ソロのアルバムをリリースし続けてきた和泉だが、今作では過去のソロ作品で発表した曲をトリオを中心としたバンド形態でアレンジを再構築した上でひとつの完成形として提示するという形をとっている。

ピアノ・トリオという形式はオーソドックスなジャズをイメージさせるが、ここでのサウンドはジャズというよりもポップなメロディーを基軸としたアコースティック・サウンドで、隠し味的にエレクトーンでのストリングスやフルート、そしてギターのサウンドが散りばめられている。
あまりジャンル分けしても意味がないのを承知で言うとジャズ・フュージョンというよりはニュー・エイジ系のサウンドだ。

全編70分近いアルバムを通してリラックスした気分にさせてくれる上質のサウンドはピアノというものにこだわり続ける和泉の現在形といってもよいのだろう。

尚、このページではアマゾンへのリンクを付けているが、和泉自身のウェブでの挨拶では「できればネットではなく、お店に注文した上でお買い求め頂けると感謝感激雨霰神社仏閣味噌醤油でござりまする。」とのコメントがあることを紹介しておこう。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay