Eddie Gip Noble「Love T.K.O.」 Sonido Noble Records(9492276453) 2007 - U.S.A.  
Eddie Gip Noble(kb), Andre Barry(bass,guitar), David Williams(drums,perc,vocals), Louis Taylor(sax), Jon Barnes(tp), Zuri(vacals), Mona Raye Campbell(bg vocals)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ●ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系

当サイトのライターTKO氏のためにあるようなタイトルのアルバム。
「Love T.K.O.」というのはソウルの大御所テディー・ペンダーグラスの1980年のアルバム「TP」に収録されていたヒット曲で、このアルバムのリーダー、エディー・ギップ・ノーブルが、その作曲者だ。
ブラザーズ・ジョンソン、グラディス・ナイト、バリー・ホワイト、パティー・オースティンなどのサポート・メンバーとして活躍してきたベテランのようだが、リーダー・アルバムとしてはこれがデビュー作となる。
バックを固めるミュージシャン達も同様にソウル、R&B系の人脈のようだ。

サウンドは何か懐かしいような響きのするソウル系のインスト・サウンドで、シンセ・ベースやブラスの音が70年代している。 一時期のラムゼイ・ルイスあたりを彷彿させるサウンドとでも言ったらいいだろうか。
カテゴリーとするとスムース系なのだろうが、30年ほどタイム・スリップしたような音だ。

旋律はあくまでもメロディアスで、インストなのだが歌物のようなラインで口ずさみたくなるような曲が多い。

古い音がかえって新鮮に聴こえてしまうようなアルバムだ。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay