Weather Report「Live At Montreaux 1976 」 Video Arts Music(VABG1236) 2007 - Japan  
Joe Zawinul(kb), Wayne Shorter(sax), Jaco Pastorius(e.bass), Alex Acuna(drums), Manolo Badrena(perc)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

ウェザー・リポートの1976年7月モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブ映像物。ウェザーの歴史的名盤「Heavy Weather」の録音が1976年10月なのでそのわずか3ヶ月前の演奏ということになる。

興味深いのはザヴィヌルの71年のリーダー作「Zawinul」に収録されていた「Dr.Honoris Causa」の演奏が、このライブではほとんどあの「Birdland」に変貌してしまっていることだ。「Dr.Honoris Causa」というタイトルで演奏されているが、もはや実態は「Birdland」と言ってしまってもいいような演奏だ。
またこのライブのドラムとパーカッションソロの一部が「Heavy Weather」に「Rumba Mama」として収録されている。

その「Dr.Honoris Causa」から「Direction」、「Badia」、「Gibraltar」と続くライブ終盤の演奏のテンションは凄まじく一見の価値のある演奏だ。

また動く元気なジャコの雄姿が見れるという意味でも貴重な映像。

ウェザーが絶頂期に向かっていく時期の貴重な記録としてウェザーファンであれば必携盤と言えるだろう。
この輸入盤はリージョンフリーではないので日本仕様のDVDプレイヤーでは再生できない。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay