Grace Mahya「Last Live at DUG」Village Music (VRCL11004) 2007 - Japan  
Grace Mahya(vocal,piano), 日野皓正(tp), 村岡健(sax,clarinet), 日野賢二(bass), 小沼ようすけ(g), 鳥越啓介(bass), 河野啓三(kb), 坂東慧(drums)

  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

昨年10月にデビューしたばかりの新人女性ヴォーカリスト、グレース・マーヤの2枚目のアルバム。
40年間続いたという新宿のジャズバーDUGでの閉店ラスト・ライブになっている。

前作もT−S人脈がバックを固めていたが、このアルバムも日野皓正が1曲ゲストで加わるなど前作以上に豪華なバンドとなっている。

「ルート66」に始まりバーバラ・ストライサンドの「追憶(The Way We Were)」で幕を閉じるラインアップはオールド・ポップス系。
いろいろな曲調のレパートリーが歌われているが中でも「Comin' Home Baby」のようなソウルフルな曲が彼女の太く通る声がマッチしてよい。
どんな曲調でもこなす器用で巧いヴォーカリストなのだが、もっと個性やアクといったものを前面にだすとより良くなるようにも思う。

バック陣では、小沼がソロにバッキングにと渋い味が感じられるギターを聴かせているし、河野のオルガンもなかなかの好演だ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay