Los Angeles Jazz Ensemble「Expectation」Kind Of Blue(KOB10021) 2007 - Italy  
Darek Oleszkiewicz(bass), Larry Koonse(g), Janis Siegel(vocal), Peter Erskine(drums), Bob Sheppard(t.sax), Alan Pasqua(B3 organ)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

ポーランド人ベーシスト、ダレク・オレシュキェヴィッチが率いるプロジェクトのアルバム。メンバーにはユニットの名前の通りA.パスカ、B.シェパード、P.アースキンとLAの一流どころが並んでいる。
(ダレク・オレシュキェヴィッチはB.メルドーの「Largo」でベースを弾いている。)

マイルスの「All Blues」から始まるレパートリーは全曲スタンダードで、ダレクの手によるコンテンポラリーなアレンジだ。
これだけ上質なメンバーなので演奏なので悪いはずはない。
これと言った強い個性はないのだが、安心して心地よく聴ける演奏だ。

マンハッタン・トランスファーのジャニス・シーゲルが唄っている3曲のヴォーカル・ナンバーもジャズあり、ボサノバありで楽しめる。

またラリー・クーンズというギタリスト今まで知らなかったのだが、よくスウィングしていて、いい味を出している。

付属のボーナスDVDには4曲のレコーディング風景が収録されていて、リージョンオールで日本仕様のDVDプレイヤーでも再生可能なので合わせて楽しむことができる。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay