Orchestre National De Jazz 「Electrique」 Le Chant Du Monde(2741516) 2007 - France  
Franck Tortiller (vibraphone, arrangements, direction), Vincent Limouzin (vibraphone, marimba, electronics), Patrice Heral (percussion, voice), David Pouradier Duteil (drums), Yves Torchinsky (bass), Jean Gobinet (trumpet), Eric Seva (saxophones), Jean-Louis Pommier (trombone), Joel Chausse (trombone), Michel Marre (tuba), Claude Gomez(sampling)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

フランク・トルティエ率いるフランスの国立ジャズ・オーケストラ、Orchestre National De Jazzの最新作。

タイトルのElectriqueが象徴しているのは70年代のエレクトリック・マイルスの頃のサウンドのようで、マイルスを連想されるようなサウンドが随所に顔をだす。
かと言って回顧的なサウンドになっているのではなく、サンプリングやラップなどのエッセンスをまぶしながら、独自性を持った現代の音に仕上げて、聴くものを引き込んでしまうようなサウンドに昇華させている。

フランスらしいインテリジェンスを感じさせ、適度なアヴァンギャルドさが楽しめる作品だ。

ボーナス・ディスクとしてDVDがついているが、リージョン・コードは日本と同じ2なのだが、PAL方式になっているので、PAL対応プレイヤーが再生には必要だ。
内容はこのアルバムのレコーディング風景、前作ツェッペリンのカバー作「Close To Heaven」のツアーやアメリカ・ツアーの様子などが収められている。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay