関西を中心に活動するクラブ系ジャズ・バンド、ジャズプレッソのアルバム。
日頃クラブ系というものにほとんど縁がないので、クラブ系というのでてっきりエレクトリックなサウンドを勝手に想像していたのだが、このアルバムの音はかなり正統派のアコースティック・ラテン・ジャズのサウンドだ。
ミルトン・ナシメントのカバー1曲以外は全てリーダーでありトロンボーン奏者の河野 広明によるオリジナル曲が演奏されている。
クラブ系といってもホーンのアレンジは意外なほどに正統派の王道を行くジャズ・アンサンプルで、アルバムを通してトロンボーンとフリューゲル・ホーンの2管のアンサンプルが新鮮で心地よい。
ライナーによると河野はアロー・ジャズ・オーケストラに在籍しているとのことでそれもうなずけるサウンドだ。
ベースが前面に出てラテン系のリズムを中心にプッシュしてくるリズム陣のノリとその上に乗ったちょっとまったりしたホーン・セクションの絡みがこのバンドの個性になっている。
あまりクラブ系ということを意識せずに聴いたほうがいいアルバムかも知れない。
(橋 雅人)
jaz'presso web site
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
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Interplay |
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