そのBrufordは2枚のスタジオ・アルバムと1枚のライブ(ただしメンバーはスタジオと異なる)があるのですが、まさかスタジオ盤と同じメンバー(特にアラン・ホールズワース入り)のライブがあったとは想像もしていませんでした。 それも映像もあり、映像の方が先行してDVDで発売されましたが、少し遅れてCDでも発売されました。 ライブは数えるほどしか行われなかったということで、スタジオ盤のような完成度には及ばず、かなり荒っぽい演奏に聞こえます。 それでもこれだけのメンバーですので、非常に聞き応えがあります。 ほとんどがインストで、ボーカルが入るのは1曲だけというの、ある意味嬉しいバランスですね。 かなりプログレな演奏で、変調子などばんばん出てきて、好きな人には楽しい演奏です。 これだけの演奏なので、もっと同じメンバーで活動してくれれば良かったのにと思ってしまいます。 でも、逆にこのメンバーを常に集めるのも大変だし、その後の各メンバーの活動を見れば致し方ないのでしょうね。 それだけのスーパーグループ だっただけに、この未発表ライブの価値は非常に大きいと思います。 # CDの音質の方は期待ほどではありませんでしたが、こんな演奏があるだけでありがたいです。
(TKO)
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