Bennie MaupinThe Juwel In The Lotus ECM Records(172 3520) 1974/2007 Germany - Reissue  

Bennie Maupin(reeds,voice,glockenspiel),Herbie Hancock(p,elp),
Buster Williams(b),Frederick Waits(ds,marimba),Billy Hart(ds),
Bill Summers(perc),Charles Sullivan(tp)
 
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR        
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            JAZZ          JAZZFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ECM

ベニー・モウピンはハービー・ハンコック「ヘッドハンターズ」、マイルス・デイヴィス「ビッチズ・ブルー」などに参加しているという、これだけ見ると凄い経歴の持ち主なのですが、リーダー作が極端に少なくてわずかに5枚。

そのうちの最初の1枚目がECMレーベルにLPの時代に残されていたのですが、これまで未CD化だったのが、今回ようやくCD化されました。

 

この作品はECMにとっても異質で、モウピンだけでなく、ハービー・ハンコックにとってもECMでの唯一の吹き込みになっています。

メンバーは当時のハンコック・グループがそのまま臨んでいるようで、ハービー・ハンコック「セクスタント」のメンツに若干他のミュージシャンが加わっています。

その「セクスタント」の路線を更に推し進めたかのようなサウンドで、今で言う音響派的なサウンドにまで到達していると思います。

また、曲によってはウェザー・リポートの1stアルバムのような混沌さを連想してしまいました。

 

そういう意味では、ややとっつきにくい作品ではあります。

一般的にはあまりイメージされていないECMのアバンギャルド路線にベクトルの向いた作品なのですが、そのアバンギャルドな中に宿る美的サウンドが、まさにECMの毒・・・を感じる作品になっています。

 

#けっこう実験的な色彩の濃い作品です。(TKO

 

 

Slow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Progressive/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Interplay