Jay Graydon All Stars「Airplay for the Planet Live in Japan 1994.1.19」 Isol Discus Organization (GQBP10002) 2007 - Japan  
Jay Graydon(guitar. vocals), Bill Champlin(vocals, b3 organ, guitar), Steve Porcaro(kb), Joseph Williams(kb,vocals), Kenji Sano(bass, vocals), Sherwood Ball(guitar, vocals), Bill Cantos (kb, vocals), John Van Tongeren(kb), Pat Mastelotto(drums) , Tamara Champlin(backing vocals), Janea Chadwick(backing vocals), Amy Wlliams(backing vocals)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○アコースティック系

ジェイ・グレイドンの1994年の来日公演を収録したDVD。
デビッド・フォスターとのユニット、エアプレイやプラネット3、その他数々のプロデュースで知られるJ.グレイドンだが、ライブパーフォマンス自体非常にレアで、その数少ない機会を捉えた映像である。

もともとリリースの予定のなかったものとのことで、シングルカメラでの映像はちょっとブートっぽいところがあるが、アンコールの「Stranded」で観客が総立ちになるとステージが見えなくなってしまう以外は、マルチアングルでないのもそれほど気にならない。
それよりもジェイ・グレイドンがギターを弾いている姿がUPでたっぷりと見れるのが嬉しい。

多重録音が多用されているエアプレイやプラネット3を再現するためギタリスト3人、キーボード4人を含む総勢12名の大編成のバンドで、メンバーにはシカゴのビル・チャンプリンや、TOTOのスティーヴ・ポーカロなどが並ぶ豪華なラインアップになっている。
そのサウンドは頻繁にライブ活動をしていないバンドとは思えない完璧なアンサンプルで、CDでのグレイドンのギター・オーケストレーションも再現されている。

全20曲も収録されているのだが、個人的なお気に入りは「Airplay」の中からの曲「Nothin' You Can Do About It」だ。
これがライブで聴けるというのはサプライズだった。

映像の作りなどちょっとマニア向けと思われる作品だが、いずれにしてもこれを買う人はマニアなので気にならないだろうし、マニアであれば楽しめるというDVDだ。
オーディオ部分のCDがついた限定盤も同時リリースされている。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay