Jaco Pastorius Big Band「The Word Is Out」Heads Up(HUCD3110) 2006 - U.S.A.  
Jaco Pastorius(bass), Randy Brecker(tp), Hirum Bullock(g), Oteil Burbridge(bass), Ed Calle(sax), Jeff Carswell(bass), Mark Egan(bass), Peter Erskine(drums), Jimmy Haslip(bass), Will Lee(bass), Israel 'Cachao' Lepez(bass), Bab Mintzer(sax), Othello Molineaux(steel drums), Arturo Sandoval(tp), Mike Stern(g), Robert Thomas Jr.(hand crap), Toots Thielemans(harp), Gerald Veasley(bass), Victor Wooten(bass), Peter Graves(conducter), Mark Griffith(drums), Randy Bernsen(g)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ビッグバンド系

ピーター・グレイヴス率いるジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド再結成企画物の第2弾アルバム。

ジャコのレパートリーをビッグバンドで演奏し、ゲスト・ベーシストが交代していくという基本構成は前作の「Revisted」と同様だが、前作よりもBob Minzter, Randy Brecker, Othello Molineaux, Peter Erskineらジャコのビッグ・バンドのオリジナル・メンバーが多数参加しているのも注目だ。
ウッテンやハスリップなど豪華なゲスト・ベーシストの演奏が入れ替わりで楽しめるのだが、その中でもボナの超絶ぶりが際立っている。
あまり聞いたことがないベーシストなのだが、Oteil Burbridgeの「Three Views Of A Secret」でのソロも秀逸だ。

また今回はジャコのビッグ・バンドのレパートリーだけでなくパット・メセニーの「Bright Size Life」からの曲「Sirabhorn」が取り上げられていてマイク・スターン、マーク・イーガン、ピーター・アースキンによって演奏されているのも聞き所のひとつだ。
スターンはジャコの小編成版Word Of Mouthのギタリスト、イーガンはギル・エヴァンス・オーケストラでジャコとのツイン・ベースを経験しているし、アースキンはウェザー時代からの盟友というジャコゆかりの3人でもある。
(ちなみに原曲はメセニー、ジャコ、ボブ・モーゼスの組合せ)

最後のトラックには前作同様、ジャコ本人が演奏する亡霊トラック(?)「Reza」が収録されているのももうひとつの聞き所だ。これは80年代中ごろのサニベル島での演奏からベースを抜き出したものにオーヴァー・ダビングしたものだという。

アメリカ盤は約1ヶ月遅れの発売だが、SACDハイブリッド盤も合わせてリリースされる予定。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay