Chick Corea Elektric Band「Live At Montreux 2004」ビデオアーツ・ミュージック(VABG1193)2006 - Japan  
              

Chick Corea(key),Frank Gambale(g),Eric Marienthal(sax),
John Patitucci(b),Dave Weckl(ds),

●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

再結成したチック・コリア・エレクトリックバンドは、2004年に新譜、2005年に来日ライブ、そして本作のDVDが年が明けた2006年に発売されました。
このDVDは2004年のモントルーJazzフェスティバルの模様です。
日本ではベーシストが違いましたが、このDVDではジョン・パティトゥーチが弾いています。

演奏曲は日本におけるライブとほぼ同じで、前半に新作からの曲、後半は過去の名曲になっています。
多分、このようなパッケージ・ツアーを行っていたのだということがわかります。
ステージがそれほど広い場所ではないようで、日比谷野音で見たときとステージの雰囲気が似てる気がしました。
また、カメラもよく演奏者の手を映すので、ギター、ベースの好きな方にはたまらないでしょう。
特にギャンバレのギターワークは本当に凄いですね。

それにしても改めて再結成後のエレクトリック・バンドを見ますが、ルックスなど随分と変わりましたね。
以前のビデオで同じ面子でいうと、GRPスーパーライブのものを思い出しますが、その時と比べるとそれなりに年を重ねた感じがします。
しかし、プレイの方は流石で力はまるで落ちてなく、むしろプレイに風格を感じます。
そして皆最初は名前も知らなかったメンバーが、現在はそれぞれがヴァーチュオーゾ的な存在になっている(それも皆リーダークラス)なだけに、時流というものを感慨として受け止めることができました。

日本と観客のノリが少々異なっているようで、「スペイン」の演奏で日本ならば大手拍子が出ますが、このライブでは静かに聴いています。よく日本の観客は大人しいと言われますが、このライブに関しては日本の方が熱気があるなぁと思いました。

このDVDはまさにライブを、ほとんど編集なくそのままパーケージした感じです。
ですので昨年のライブに行けなかった人、行ったライブを思い出したい人、どちらにも楽しめるDVDに思います。

# エレクトリックバンドはやはり良いですね。このまま続けて欲しいです。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay