Chick Corea「The Ultimate Adventure」Stretch Records(SCD9045) 2006 - U.S.A.  
Chick Corea(Piano, Rhodes, Synthesizers, Percussion, Palmas), Steve Gadd(Drums, Palmas), Vinnie Colaiuta (Drums), Tom Brechtlein(Drums), Airto Moreira(Percussion, Voice), Rubem Dantas(Percussion, Palmas), Hossam Ramzy(Percussion), Hubert Laws(Flute), Carles Benavent(Bass, Palmas), Jorge Pardo(C Flute, Soprano Sax and Alto Flute, Palmas), Tim Garland(Tenor Sax, Bass Clarinet), Frank Gambale(Guitar)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        その他

また新しい世界を見せてくれるような、チック・コリアの新作登場です。
今回は、彼が心酔する L. Ron Hubbard の作品をベースに音による物語を聞かせてくれます。

お馴染みのミュージシャンをはじめ、TouchStoneからベナベンテ、ブラックラインなどなど...
Touch StoneのRumba〜Flamencoからより一層、広い音世界を感じさせる出来栄えです。

北アフリカそのものずばりの題名の曲もありますし、前作ではスペイン風な音つくりが、モレイラの参加で、途中からエンヘード風へ変化する曲もあり。
ヒューバート・ロウズのフルートとの、きれいなクラスターも素敵です。
もちろん音楽的にも、多彩なつくりで、飽きません。

70年代〜最近まで活動をともにしているミュージシャンを集めて多彩な音世界を作り上げている....
これはある意味で、裏コリア(笑)集大成とも言える作品かもしれません。

個人的には、もろ私好みで万々歳であります。

子供の頃 読んだおとぎ話を、思い出します。
大人になっても、知らない世界を彷徨う夢を見ても良いんだなあ。と、納得させる作品です。(ちっく)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay