渡辺貞夫〜リー・リトナー&ジェントル・ソウツ「Autumn Blow」ビクター・エンタテインメント株式会社(VICJ-61364)1977/2006 - Japan - Reissue  
              

渡辺貞夫(as,fl),Lee Ritenour(g),Ernie Watts(sax),Patrice Rushen(key),
Anthony Jackson(b),Harvey Mason(ds),Steve Forman(perc)

○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

渡辺貞夫がジェントルソウツをバックに残したLIVEアルバムの再発です。
ベスト版を聞いて、この頃のナベサダのオリジナル・アルバムを聴きたくなってしました。
しかし、ナベサダのFusion全盛期のアルバムならいつでも市場にあるだろうと思ってましたが、気づいたら廃盤になっていたのが本作で、今回の再発されるということで予約して入手しました。

昔、このアルバムは聞いた当時は、他のナベサダのアルバムと比べて「いやにハードだ!」と感じてました。
考えるとそれもそのはず。当時のジェントルソウツの面々はノリに乗っていた時期ですものね。

今回聞きなおしてみて感じたのは、これはナベサダのバックというよりも、まさにナベサダ、ジェントルソウツが同格で臨んだコンサートだったのかな?と想像が膨らみます。
ジャントルソウツの曲こそ含まれていませんが、リー・リトナーやハービー・メイソンの表立ったプレイは、ナベサダをも同じバンドに取り込んでいるようにも聞こえます。
特に印象に残るのはハービー・メイソンをフィーチャーした曲で、ここでのプレイもメイソンの数あるBESTプレイの一つに数えても良いのではないかと思います。

ここのところジェントルソウツはリユニオンDVD/CDを出し、一昨年は来日して演奏を聞かせてくれました。
それらリユニオンと聞き比べてみても、本作は面白いかと思います。

# このアルバムは懐かしくもあり、聞くとまた発見がありますね。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay