本多俊之&バーニング・ウェーブ「Boomerang」ローヴィング・スピリッツ(RKCJ-6022)1981/2006 - Japan - Reissue  
              

本多俊之(as,ss,ts,fl),野力奏一(key),山本拓巳(el-g),井上哲也(el-b),
平山恵勇(ds),帆足"WHAHAO"哲昭(perc),
ボビー・ブルーム(g),宮野弘紀(g),ショニー・ヤンシー(g),川渕正人(perc)

○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

Fusion全盛期には日本人Fusionグループも大いに気を吐き、それこそ数多くのバンドが存在してました。
バーニング・ウェーブも忘れることの出来ないバンドのうちの一つで、現在の本多の多方面の活躍を見るに付け、またやってくれないかなぁ?と思ってしまってます。

そして本作「ブーメラン」も、一度見たら忘れられないジャケットともに記憶に残ってます。
当時レンタル・レコード屋で何度も見かけましたが、今回やっと聞くことが出来ました。
想像していたよりも重厚で聞き応えあるFusionサウンドで、これは堪えられない楽しい音楽ですね。
全ての曲が良く出来ていて、アルバム自体の完成度も高いと思います。

本多のサックス演奏は、いつも聴いていて心地良さのツボに入って来ますね。
また野力のキーボードが、本作では非常に効いていて、まさにサウンドの要になってます。
それと平山のドラミングの素晴らしさには感嘆しました。

それとあの当時を思い起こすゲストの参加にも目を引きます。
ボビー・ブルームはGRPからもアルバムを出し、ソニー・ロリンズのアルバムにも参加していた当時注目のギタリスト。
最近はまるで話題を聞かなくなっただけに、このサウンドは懐かしさを感じました。
また宮野弘紀のスパニッシュ風のアコースティック・ギター・ソロも楽しいです。

こんな素晴らしい作品ですが、最近まで入手が難しかったのが嘘みたいです。
もっとJ-Fusionの名盤の発掘をメーカーさんには頑張って欲しいです。

# この作品も足が速そうなので、無くならない内に入手した方が良さそうですね。(TKO)
 
 


 これまた懐かしいアルバムが出ましたねぇ。
今でこそ本多俊之のFusionとしての活動は余り耳に入ってこなくなりましたが、70年代から80年代の日本のFusionを支えたスパースターの一人と言って良いでしょう。
自身のバーニングウェイブの活動はフェスがあると必ず参加していたように記憶しています。
 一曲目にボビーブルームが参加しており、渋いソロがその当時仲間や友人で話題になっていた、このアルバムを聴いてその当時を思い出してきました。
スピード感あるサウンド、ラテン系、都会の夜をイメージする静かな曲、NY系、ファンキー(死語?)な曲と多彩なサウンドが所狭しと詰まった作品です。


☆この後のラジオ倶楽部系の作品も出て欲しい(アスワン)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay