Bobby Lyle「Hands On」Heads Up (HUCD3113) 2006 - U.S.A.  
Bobby Lyle(kb, program), Dave Caseras(sax), Todd Parsnow(g), John Calderon(g), Larry Kimpel(bass), Larry Spencer(tp), Wayne DeLano(sax), Keith Adkins(tb), Keith Banks(drums), Joe Vincelli(a.sax), Peobo Bryson(vocal), Brennen Nase(g), John Adams(bass), Martin Walters(bass), Jorge Ginorio(perc), etc.

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系

近年はウェイン・ヘンダーソン率いる再結成ジャズ・クルセイダーズのキーボード・プレイヤーとしても活躍しているボビー・ライルの最新アルバム。

1曲目から打ち込みリズムをバックにして絵に描いたようなスムース系で幕を開け、アース・ウィンド&ファイアの「Best of My Love」のカバーに続き、4曲目では大御所ピーボ・プライソンがバラード・ナンバーでヴォーカルをとる。
その後も打ち込み系のちょっとダンサブルな曲、生のリズム隊での甘いバラードと続いていき、スムース系のツボをしっかりと押えたサウンドだ。
ドゥービー・ブラザースのカバー「Minite by Minute」はラリー・カールトンのヴァージョンを思わせるアレンジでホーンを入れて演奏されている。

最近、ちょっと下火になってきた感もあるスムース系だが、この作品はスムース系直球ど真ん中の王道を行くような作品だ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay