Ultramarine「De」Universal Music France(983 883-1)1989/2006(reissue) - France   
Mario Canonge(kb), Nguyen Le(g), Pierre-Olivier Govin(sax), Etienne Mbappe(bass), Mokhtar Samba(drums), Bago(perc), others
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 ■カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●ワールド系

フランスのフュージョン・バンド、Ultramarineの1989年の2ndアルバムの再発。
カリブ系フランス人ピアニストのCanongeとベトナム系フランス人ギタリストのLeを中心に1983年に結成されたバンドで、ベーシストはカメルーン出身、ドラマーはモロッコ出身、サックス奏者は生粋のフランス人という多国籍バンド。

リズム的にはザヴィヌル・シンジケートあたりのアフリカっぽいリズムが多用されているが、カリプソっぽい明るいリズムも多く、結構聴きやすいサウンドになっている。
80年代フュージョンの特徴でもあるキメも多い。

後年、アジア色を強めるレのギターもこのアルバムではストレートなロック色の強いサウンドで弾いている。
またサックスのGovinが個性の強いメンバーの中にあって、あまりに普通のサウンドなのが、サウンド全体をPOPにして和ませている。

ちょっと変わっているけど、素直に楽しめるフュージョン・サウンドだ。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay