アート・ファーマー、ジム・ホール2人の名義でCTIで録音された作品の再発。
内容はCTI風の軽いジャズなのだが、ジム・ホールの存在感はあまりなく、アート・ファーマーばかりが目立っている。
フュージョン的に注目なのはマイニエリ、ガッドの参加なのだが、マイニエリは大きくフィーチャーされていて、ジム・ホールよりも前に出ているくらいだ。
ガッドは基本的にはあまり前に出ずバックに徹しているような演奏だが、ガッドの生み出す独特の4ビートのノリがアルバム全体を支配していて、伝統的な4ビートとは違ったCTIならではの雰囲気を作るのに大きな役割を果たしている。
またマイニエリのソロのバックで時折煽るところがあるのだが、そこだけはいきなり後年のStepsを思わすような演奏を聴くことができる。
収録はたったの4曲、計35分足らずの演奏でこの頃のアルバムは短い。もう1曲くらい聴きたいと思わせる余韻を持って終わってしまう。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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