Tom Scott「Bebop United」Manchester Craftman's Guilt (MCGJ1021) 2006 - U.S.A.  
Tom Scott(t.sax), Ronnie Cuber(b.sax), Randy Brecker(tp), Jay Ashby(tb), Gil Goldstein(p), Duane Burno(b), WIllie Jones(dr), Phil Woods(a.sax)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

トム・スコットのピッツバーグでの2002年5月のライブ盤。
ランディー・ブレッカー、ロニー・キューバー、ギル・ゴールドスタインとフュージョン系のメンバーが並んでいるが、でてくる音は4管編成の意外なほど正統派のスタイリッシュな4ビートジャズ。

1曲目からウェイン・ショーターの曲を取り上げているのは意表を突いているが、トム・スコットのオリジナルのバラードナンバー「Silhouettes」や映画音楽の「His Eyes」ではさすがトム・スコットという情感たっぷりのサックスが聴けるし、自己のエレクトリック系のバンドのレパートリーでもある「Sack O’Woe」では、ファンキーなソロも聴かせている。

ランディーやゲストのフィル・ウッズのソロもフィーチャーされているが、いずれもゆったりとしたノリで、落ち着いて聴けるアルバムだ。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay