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Terje Rypdal「Vossabrygg」ECM(ECM 1984 987 5381)2006 - Germany |
Terje Rypdal(g),Palle Mikkelborg(tp),Bugge Wesseltoft(elp,synth),
Stale Storlokken(organ,erp,synth),Marius Rypdal(electoronics,samples,turntables),
Bjorn Kjellemyr(b),Jon Chritensen(ds),Paolo Vinaccia(ds)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●ECM系
テリエ・リピダルのアルバムは、アルバムごとに方向性が違うので、つかみ所が無い。
本作に関しては、更にこのアルバム自体がつかみ所がなく、不思議な作品に思う。
そんなところがリピダルらしく、逆説的に言えば最もリピダルの特性を現わした作品と言える気がします。
まず、注目してしまうのが1曲目。これは70年代Miles Davis「Bithes Brew」の世界そのまま繰り広げられます。
ドラムのリズムから始まると、"Pharao's Dance"とクリソツのフレーズがエレピとオルガンで織り込まれます。
そしてエコーがかったトランペットが登場してくると、まさにマイルスを意識したかのような世界です。
ちなみにトランペッターはパレ・ミッケルボーグという、Miles Davis「Aura」に関わった人物です。
「Biches Brew」っぽい演奏は18分のこの1曲だけですが、これ以外にもトランペットが登場するとマイルスを意識してしまうような音作りです。
そういった曲に挟まれた形で、打ち込みリズムに、ターンテーブルをバックにギターが流れるという、また不思議な曲があります。これなんかはある意味ECMらしくもあり、クラブ系っぽくもありとまた不思議な感じですね。
ハービー・ハンコックに「Future 2 Future」という作品がありますが、それに通ずる先進性を見出します。
はたと気がつくと、確かにギターの曲もあるのですが、主人公のテリエ・リピダルの出番がやや少な目か。
まるで他者のアルバムにゲスト参加したのか程度の目立ち度しか無いような気がします。
しかし、それもリピダルらしいと言えば、まさにリピダルらしい作品です。
# ちょっと不思議な作品ですね。ただ、意外にトータル・アルバムかもしれません。(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out_of_melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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