Four Corners「Four Corners」RAGMANIA (RAGJ-0009) 2006 - Japan  
天野清継(guitar), 則竹裕之(drums),コモブチキイチロウ(bass),松本圭司 (kb)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

実力派4人による新ユニット、フォーコーナーズのデビュー・アルバム。

天野清継というギタリスト、ピースライトのCM出演や国府弘子とのデュオなどアコースティックで甘めの印象を持っていたので、このアルバムもそういう路線かなと思って聞き始めるといきなり予想を裏切られる。

アメリカ大陸の旅、ネイティブ・アメリカンとの出会いをイメージしたというサウンドは、短い序曲から続く2曲目のキメキメのテクニカルなフュージョンで幕を開ける。天野のディストーションの効いたギターが曲を引っ張っていき、松本のオルガン・サウンドも冴えている。

天野のギターは間にクリア・トーンやアコースティック、スライド奏法などを織り交ぜながらも、アルバムを通して力強いサウンドを聴かせている。
また則竹、コモブチのリズムセクションもテクニカルな曲調をビシバシとキメていて心地よい。

骨太な正統派フュージョンが楽しめるアルバムだ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay