Dave Weckl Band「Multiplicity」Stretch Records(SCD-9044-2)2005 - U.S.A.   
              

Dave Weckl(ds,perc),Tom Kennedy(b),Steve Weingart(key),Gary Meek(sax),
Ric Fierabracci(b),Paul Pesco(g),Richie Gajate Garcia(perc)

○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

先日のチック・コリア・エレクトリックバンドで来日し、凄いドラム・パフォーマンスを見せたディブ・ウエックル。
その熱がまだ冷めやまぬうちにウエックル自身の新作が登場しました。

まず、これを聴いて感じたのが、「かなりエレクトリックバンドぽくないか?」ということです。
この曲がそのままチック・コリアのアルバムにあってもおかしくない感じがします。
ちょっとポップで、かつウエックルのドラミングが自由に開放され、ちょうどエレクトリックバンドでいうと「ビニース・ザ・マスク」を彷彿するような雰囲気になっています。
もしかしたらエレクトリックバンド再結成が、ウエックル自身になにか影響を与えてるのではないでしょうか。

それにしても本当にこの作品はポップで楽しいです。
ウエックルがこれほどハジけて、軽やかにプレイしてるのを聞くのは久しぶりな気がします。
それと先日のエレクトリックバンドでも来日したベーシスト、リック・フィエラブラッチの参加も興味深いところで、約半分の曲で演奏しています。
リック・フィエラブラッチの参加曲ではスラップがなかなか心地良く、それがウエックルのドラムとなかなかマッチしてると思うんです。

なかなかの快作で、エレクトリックバンドを好きな方には是非ともオススメしたい一枚です。

# 久々にウエックルのドラミングを気持ち良く堪能できました。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay