Dave Valentin「World On A String」HighNote (HCD7141)2005 - U.S.A.  

Dave Valentin(flt) Ronnie Cuber(bs) Bill O'Connell(key) Lincorn Goines(b) Ruben Rodriguez(b) Tobby Ameen(drs) Richie Flores(per) Nicky Marrero(per)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系 (□ブラジル系 ■サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 GRPレーベル第一号は彼の”Legends”でした。その当時はGRPを象徴するサウンドでしたが、本来のラテン(サルサ系)の個性をアルバムに取り入れてサルサ系のフルートの第一人者となりました。
このアルバムでも、ラテン/サルサ満載のサウンドです。でもネイティブなラテンではなくFusion系の都会的な洗練されたサウンドです。
(タワーではJazzのコーナーにあって、うっかり見逃すところでしたが、内容はラテンFusionです)

 GRPの話を冒頭に持ち出したのは、このアルバムが最近の彼の作品と比べると以前のGRPのサウンドのようにサウンドが洗練されているように思ったからです。
ビル・オコンネル、リンカーンゴーインズと言ったNY系のミュージシャンの個性なんですかね?
サルサ系のサウンドでありながら脂ぎった感じは感じなく、サラッとラテンを料理して意外にさっぱりしているラーメンのような感じです。
そういう意味でNY系サウンドと言ってもいいかもしれませんね。

 ブレッカーのようにゴリゴリしたNY系ではありませんが、イリアーヌのように清涼感ある都会的なラテン系NYサウンドは何か久々に聴いたので嬉しくなりました。

☆このサウンドにマーカスのスラップやA.ジャクスンのベースだったら完全に初期GRP系ですね(アスワン)
   
Slow             Speedy
Light             Heavy
Mellow           Hard
Lyrical           Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative           Progresseve/Tricky
Ensemble                 Interplay

\2,510 7/2/2005 渋谷タワーレコード