Sonny Rollins(sax),Clifton Anderson(tb),Stephen Scott(p),Bob Cranshaw(el-b), Perry Wilson(ds) ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系（□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系） ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○ECM系 今頃、ソニー・ロリンズの日本における最後の公演真っ最中でしょう。 とうとうロリンズも引退かと思うと感慨深いものがあります。 本作はアメリカ同時多発テロの数日後に行われたライブということですが、特にそれに関する感傷のようなものは演奏からはうかがえません。 とてもゴキゲンなサウンドで近作のスタジオものよりもずっと快演ですね。 多分、発売目的ではないライブと思われ、その分演奏はりラックスしたものになっているようです。 ロリンズのソロは特に若い頃の絶頂期のようなものがあるはずは無いのですが、とてもゴキゲンなロリンズ節が楽しめます。 他の人のソロは意外にラフで、ピアノなんか多分LIVE録音とわかっていたらやらないようなモンク・フレーズなど、その場限りの雰囲気が面白いです。 まったくのJazz演奏だが、ベースがエレクトリックな分Fusionファンにも聴きやすいサウンドに感じます。 この作品を聞くと、今度こそ本当に引退になる（ロリンズは過去に何度も引退している）のが信じられません。 でも、それも仕方ないかなと思いますけど、それだけに本作は思い入れが入ってしまいました。 ＃ さすがに大御所だけに、余裕すら感じさせるサウンドですね。(TKO)
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