John Tropea「Rock Candy」ビデオアーツ(vagm-10077) 2005 - JAPAN     

John Tropea(g) Steve Gadd(drs) Anthony Jackson(b) Chris Palmaro(key) Lou Marini(sax) Dave Mann(ts) Ronnie Cuba(bs) etc.
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
●R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 
R&B系のサウンドと言えばスタッフとこの人が真っ先に浮かびます。70年代から派手な活躍ではないにしろ着実にアルバムを重ねています。
今回の作品は前作同様ガッドとアンソニージャクスンを迎えてR&B系のサウンドを聴かせてくれます。
収録曲は以下で、6曲目以外はお馴染みのカヴァーです。

1.Rock Candy
2.St.Thomas
3.That’s The Way Of The World
4.Caravan
5.A House Is Not A Home
6.One Note Funk
7.After The Love Has Gone
8.Song For My Father
9.Once I Loved
10.Ain’t No Woman
11.Round Midnight
12.Freedom Jazz Dance

やはり一番の聴き所は’That’s The Way Of The World’ですね。トロペイが一番得意とするR&Bのバラードタイプ。弾き過ぎず、一音一音の音色で勝負している彼らしいプレイが一番出ていると思います。
JAZZのスタンダードを演奏していますが、4ビート臭くなくトロペイ風サウンドにアレンジされていますので、JAZZはちょっと、、、、という人にも抵抗なく聴けるサウンドだと思います
全体的に活気があり、ほのぼのとした70年代の香りを持つサウンドですね。
スムース系のブームも去って(?)今年はどんな一年になるか分りませんが、Fusionサウンドは今年も大丈夫かな?と期待させる作品でした。

☆70年代後半のサウンドがFusionを救う?(アスワン)

   
Slow               Speedy
Light             Heavy
Mellow               Hard
Lyrical               Cool
Melodious               Out of melody/code
Conservative             Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay
\3,000 1/29/2005 渋谷タワーレコード